誕生日のプレゼントにサンザシの花を選ぶとき、または誕生日のギフトにサンザシを添える際には、その花言葉の意味をきちんと理解してから贈ることが重要です。
サンザシの花言葉には複数の言葉があり、花の色や種類によってその意味が変わることがあるため、きちんとした知識を持って選ぶことが大切でしょう。
この記事では、サンザシの花について広く詳しい情報を提供しており、花の色や種類、英語での呼び名や名前の由来も詳しく解説しています。さらに、このブログでは他の花の花言葉を調べることもできますのでぜひご活用ください。
サンザシの花言葉は全部で3種類
サンザシはその花言葉を通じて、さまざまな感情やメッセージを伝えることが可能です。以下では、サンザシの代表的な花言葉を紹介します。
- 希望
- ただ1つの恋
- 厳格
希望と愛を伝えるサンザシの花言葉
サンザシの「希望」という花言葉には興味深い歴史があります。1620年、イギリスから北アメリカへと船で渡ったメイフラワー号の移民たちは、新たな希望を象徴するサンザシを船体に描いていました。この背景から、新しい生活や環境に一歩を踏み出す人にとって、この花言葉は非常に適しています。
また、「ただ1つの恋」は、スコットランドの伝統詩に基づいた花言葉で、特に恋人へのプレゼントにふさわしい意味を持ちます。可愛らしいサンザシの小さな白い花は、おしとやかな女性にはよろこばれるでしょう。
これらの花言葉はいずれもポジティブな意味合いを持ち、特に人間関係に関する贈り物として最適です。
また、サンザシの枝には「厳格」という花言葉があります。これは枝のとげに由来しているものです。厳しさの中にも優しさを持ち合わせている上司や先生などに、感謝の気持ちを伝えたいときなどに贈るとよいでしょう。その際は、メッセージカードなどを利用して、伝えたい花言葉や意図などを添えておくことがポイントです。
サンザシの特徴や魅力について
サンザシの特性や花について、ここで詳しく説明します。
サンザシの特徴
サンザシはバラ科に属する樹木で、この科の典型的な特徴であるとげが枝に見られます。この植物は1734年に江戸時代に日本へ導入され、現在では盆栽としても人気があります。
9月から10月頃には鮮やかな赤い実をたくさんつけ、さらに美しい紅葉も楽しむことができ、そのコンパクトなサイズから庭木としても多く植えられています。その多様な用途から、多くの人々に愛され続けています。
サンザシはいつの誕生花?
サンザシの花は1月15日の誕生花として指定されています。その日が誕生日の方へ、花言葉を添えたメッセージカードなどと共にサンザシの花を贈ることで、よろこばれる素敵なプレゼントとなることでしょう。
サンザシの呼び方(英語名・和名)とその由来について
サンザシの英語名とその由来、さらには和名とその由来について説明します。
英語名:chinese hawthorn
和名:山査子(サンザシ)
サンザシの英語名「chinese hawthorn」の由来は?
英語ではこの植物を「chinese hawthorn」と呼びます。中国からきた植物で「chinese」がつき、「haw」は古英語の「haga」(垣根)に由来しています。「thorn」はとげを意味するため、この名前が付けられました。
サンザシの和名「山査子(サンザシ)」の由来は?
中国での植物名は「野山楂(やさんざ)」といいます。この名前は、中国語の漢字「山樝」を音読みして日本で「山査子」という名前が定着しました。
サンザシの品種を紹介
全世界に700から1000種類のサンザシが存在し、その中から特に有名な品種を紹介します。
セイヨウサンザシ
ヨーロッパ原産のこの品種は、一般的なサンザシよりも実が小さいですが、街路樹やシンボルツリーとして広く利用されています。
オオミサンザシ
標準的なサンザシよりも大きく、高さが約7mに達することもあるこの品種は、実の大きさが特徴です。その特性から「大実山査子(オオミサンザシ)」と名付けられました。
ルビーサンザシ
サンザシの中でも特に人気が高い品種で、ポット苗としても販売されています。その名が示すように、鮮やかな赤い実が特徴で、観賞価値が高いです。
サンザシの見頃について
サンザシの花は、主に5月から6月にかけて咲きます。この花は5つの花弁を持ち、白くて愛らしい外見が特徴です。
サンザシの基本情報
- 学名:Crataegus cuneata
- 和名:山査子(サンザシ)
- 英語名:chinese hawthorn
- 別名:山樝子(サンザシ)、メイフラワー
- 科・属:バラ科サンザシ属
- 形態:落葉低木
- 原産地:中国
- 高さ:2m~3m
- 耐寒性:強い
- 耐暑性:強い
- 栽培難易度:やや初心者向け
- 開花時期:5月~6月