デイジーの色で異なる花言葉。特徴や名前の由来なども紹介

春のお花

誕生日や記念日にデイジーを贈る際、またはギフトにデイジーを加える際には、その背景にある「花言葉」に注目してみてください。

デイジーには8つの異なる花言葉があり、これらは花の色や種類によって変わることがあるため、選ぶ前にその意味を理解することが大切です。

この記事では、デイジーに関する幅広い情報を提供しており、色や種類だけでなく、英語での名称や名前の起源などについても詳しく解説しています。ブログ内でデイジーだけでなく、他の花の花言葉についても紹介していますので、ぜひチェックしてください。

デイジーの花言葉は全部で8種類

デイジーには8つの花言葉があり、それぞれの色や種類によって意味が異なります。贈る際には、その花言葉を確認することが重要です。

  1. 美人
  2. 純潔
  3. 希望
  4. 平和
  5. 白:無邪気
  6. 赤:無意識
  7. 青:幸福
  8. 青:恵まれている

色を問わないデイジーの花言葉

ヨーロッパでは、その愛らしさから広く愛されているデイジーは純潔の象徴とされています。「bellis」というラテン語の学名は美しさを意味し、太陽の下で黄色い中心が開く様子から「美人」「純潔」「希望」の花言葉が生まれました。

さらにデイジーの花言葉には「平和」の意味も含まれています。いつまでも平穏で良好な関係を築いていきたい相手に、デイジーは相応しいプレゼントとなるでしょう。

白色のデイジーの花言葉

白いデイジーの花言葉は「無邪気」を表しています。この意味は、特に小さな子供たちにぴったりで、彼らへの贈り物としてプレゼントすれば、子供たちの両親にもよろこばれることでしょう。

赤色のデイジーの花言葉

赤いデイジーは「無意識」という意味を持ちます。これだけでは意図が伝わりにくいため、他の色のデイジーや花と組み合わせて贈ることがおすすめです。

青色のデイジーの花言葉

ブルーデイジーは「幸福」や「恵まれている」といった意味を持ち、恋人同士の幸せな時間をより一層美しく彩ります。

デイジーの特徴や魅力について

かわいらしいデイジーについて、その特徴や魅力を紹介します。

デイジーの特徴

デイジーは、地中海やヨーロッパ原産のキク科の植物で、明治時代に日本に導入されました。ヨーロッパでは一般的に見られることもあり、場合によっては雑草として扱われることもあります。また、イタリアの国花に選ばれていることも特筆すべき点です。

その美しい外見と、20cm程度の小さな草丈で育てやすいことから、多くの人々に愛されています。

デイジーはいつの誕生花?

デイジーは、特定の日に生まれた人々にとって特別な花です。プレゼントする際には、その人の誕生日に合わせて適した色のデイジーを選ぶと喜ばれることでしょう。

  • 1月4日:白
  • 1月27日:紫
  • 3月6日

デイジーの呼び名(英語名・和名)とその由来について

デイジーの英語名と日本名はこちらです。

英語名:daisy
和名:雛菊(ヒナギク)

そして英語名と和名の由来について、それぞれ紹介していきます。

デイジーの英語名「spray carnation」の由来は?

デイジーは英語で「daisy」と呼ばれます。この名前は、日中に開いて夜や暗い時に閉じる花の性質から、「day’s eye」が語源になっています。そのため雨や曇りの日にも花は閉じてしまいます。花の中心部の黄色は太陽を象徴しています。

デイジーの和名「雛菊(ヒナギク)」の由来は?

日本では、「雛菊(ヒナギク)」という名前で親しまれており、その小さくてかわいらしい花が雛人形に例えられて名付けられました。

デイジーの品種を紹介

デイジーには多くの魅力的な品種があります。

グロリオサデイジー

北アメリカ原産のこの品種は、ひまわりのような大きな黄色い花を咲かせることから名付けられました。花径は10cmから15cmにもなり、真ん中の円盤花は濃い茶色です。丈夫で育てやすく、長く開花が続くのが特徴です。

チロリアンデイジー

この品種は大輪で存在感のある花を咲かせることから名前が付けられました。花径は5cm前後と大きめで、花びらの先端が白く縁取られているのが特徴的です。オーストリアのチロル地方が原産地ですが、寒さに少し弱い性質があります。

イングリッシュデイジー

小ぶりながらも可愛らしい花を咲かせるイングリッシュデイジーは、花径が2cm程度の小型品種です。白や赤、ピンクなどさまざまな色があり、花壇や鉢植えによく使われます。名前の通りイギリス原産です。

ポンポネット

小さな花を数多く咲かせるのが特徴のこの品種は、花壇などに植えると一面を華やかに彩ってくれます。1つ1つの花は小さいながらも、密集して咲くので存在感があります。長期間開花が楽しめます。

ブルーデイジー

名前の通り、鮮やかな青色の花を咲かせるブルーデイジーは、「瑠璃雛菊」の名でも知られています。花径は3cmから5cm程度で、まるで空を映したような美しい色合いが人気があります。

ユリオプスデイジー

ユリオプスデイジーはキク科の常緑低木で、幼苗は草花のように見えますが、数年育つと太い幹を持つ樹木になります。樹高は90cmから100cmほどの低木です。原産は南アフリカで、暑さや寒さにある程度耐えられます。開花期が11月から5月と長く、寒い冬でも咲き続けるのが最大の魅力です。黄色の一重咲きや八重咲きの3、4cm程度の花を、10cmから15cm伸びた花茎の頂部に次々と咲かせます。

デイジーの見頃について

デイジーは、初春から遅春にかけてその美しさを存分に発揮する魅力溢れる植物です。開花期間は2月から5月までと長く、花の大きさは種類によって3cmから10cmまでと様々です。それぞれの花が見せる愛らしい姿や次から次へと開花する様子は、見る人の心を癒してくれます。

デイジーに関する基本情報

  • 学名:Bellis perennis
  • 和名:雛菊(ヒナギク)
  • 英語名:daisy
  • 別名:長命菊(チョウメイギク)、延命菊(エンメイギク)
  • 科・属:キク科ヒナギク属
  • 形態:多年草
  • 原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸
  • 高さ:15cm~40cm
  • 耐寒性:普通
  • 耐暑性:弱い
  • 栽培難易度:初級者向け
  • 開花時期:2月~5月
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