誕生日にデンドロビウムをプレゼントする予定がある方や、贈り物にこの花を添えたいと考えている方は、事前に「デンドロビウムの象徴的な意味」を理解しておくことが大切です。
デンドロビウムには3つの独特なメッセージが込められています。花言葉の意味は、花の色や種類によって変わることがあるため、その点を踏まえて選ぶようにしてください。
このページでは、それらの意味だけでなく、デンドロビウムに関する詳細な情報も提供しています。たとえば、デンドロビウムの色や種類、英語での名称や名前の由来について詳しく解説しています。また、このサイトではデンドロビウムに限らず、他の花の意味も調べることができます。
デンドロビウムの花言葉は全部で3種類
デンドロビウムには3つの特別なメッセージがあります。以下にその内容を紹介します。
- 天性の華をもつ
- 思いやり
- わがままな美人
美しさや配慮を感じさせるデンドロビウムの花言葉
「天性の華をもつ」とは、個人の美しさや才能を称賛する意味があります。これは全ての人に適した、肯定的なメッセージです。
「思いやり」は、広く使える表現で、特に感謝の気持ちを伝えたいときに適しています。例えば、両親や教師など日々支えてくれる方々に贈ると良いでしょう。
一方、「わがままな美人」は、やや挑戦的なニュアンスを含んでいます。賛辞としても、皮肉としても使用できるため、使用する際には慎重に選ぶ必要があります。
デンドロビウムの特徴や魅力について
デンドロビウムは、その多彩な品種と美しい花で知られる植物です。ここではデンドロビウムの特徴や主な品種について詳しく解説します。
デンドロビウムの特徴
デンドロビウムは洋ランの中でもセッコウ属に分類されています。品種の豊富さが特徴としてあげられます。
デンドロビウムはいつの誕生花?
デンドロビウムは特定の日の誕生日花として知られています。特に、次の日に生まれた人には、この花が特別な意味を持ちます。
- 1月16日
- 11月13日
これらの日にデンドロビウムを贈ると、花言葉に込められたメッセージと共に素敵なギフトになるでしょう。
デンドロビウムの呼び方(英語名・和名)とその由来について
デンドロビウムの英語名と和名はこちらです。
英語名:dendrobium
和名:デンドロビウム
そして英語名と和名の由来について、それぞれ紹介します。
デンドロビウムの英語名「dendrobium」の由来は?
デンドロビウムは、その独特な生態から英名では「dendrobium」と呼ばれています。この名前は、ギリシャ語の「dendron」(樹木)と「bion」(生活)から派生し、木に着生するランの特性を表しています。
デンドロビウムの和名「デンドロビウム」の由来は?
デンドロビウムの英語名でもあり学名でもある「dendrobium」は、日本語でもそのまま用いられています。
デンドロビウムの品種を紹介
デンドロビウムにはさまざまな代表的な品種があり、それぞれにユニークな特徴があります。
デンドロビウム・ノビル
デンドロビウム・ノビルはインドやヒマラヤ原産で、デンドロビウム属の中でも最も多くの品種を持ちます。特に日本での品種改良が進み、栽培が容易なため、観賞用やギフト用として人気が高いです。花の色はピンク、ライトパープル、ホワイト、イエロー、オレンジなど多様です。
デンドロビウム・ファレノプシス
「デンファレ」とも呼ばれるこの品種は、切花としても高い人気を誇りますが、寒さには弱く栽培がやや困難です。
デンドロビウム・キンギアナム
オーストラリア原産のこのデンドロビウムは、その独特の香りが魅力です。花の色が白、ピンク、オレンジ、イエロー、パープルなど多岐にわたり、色によって香りが異なります。
デンドロビウム・フォーモサム
大きな花を咲かせることで知られるこの品種は、主に白い花色で、花弁の中心部がやや黄色くなります。
デンドロビウム・カリスタ
デンドロビウム・カリスタは豊かに花を咲かせる品種で、特にその垂れ下がる花姿が魅力的です。主な花色はイエロー、ホワイト、ピンクです。
デンドロビウムの見頃について
デンドロビウムはその優美で可憐な花が魅力的です。さまざまな色彩を持つこの花は、洗練された美しさを演出します。
デンドロビウムには多くの品種があり、それぞれに花の色や形が異なります。主な花色には白、淡い緑、ピンク、赤、紫、黄色があります。
花は主に2月から7月にかけて咲きますが、特に3月から4月にかけての開花が最も盛んです。
デンドロビウムの基本情報
- 学名:Dendrobium
- 和名:デンドロビウム
- 英語名:dendrobium
- 別名:デンドロビューム
- 科・属:ラン科セッコク属
- 形態:多年草
- 原産地:オーストラリア、ネパール、インド、ミャンマー、タイ、ブータンなど(品種による)
- 高さ:15cm~60cm程度(品種による)
- 耐寒性:弱い
- 耐暑性:普通~強い(品種による)
- 栽培難易度:初級者向け~やや初級者向け(品種による)
- 開花時期:2月~7月(品種によるがメインは3月~4月)