母の日に贈られるスプレーカーネーションの花言葉は色によって違う。特徴や名前の由来なども紹介

春のお花

誕生日にスプレーカーネーションをプレゼントしたい、またはお祝いにその花を加えたいとお考えなら、その「花言葉」を知ってから選ぶことをお勧めします。

スプレーカーネーションには色ごとに違う花言葉を持ち、全部で18種類の特別な意味が込められているそうです。花の意味は、その色や種類によって変わることがありますので、よく考えて選ぶことが大切です。

この記事では、スプレーカーネーションの花言葉だけでなく、その花の色や種類、英語での名前や名前の由来など、詳しい情報を提供しています。さらにこのブログでは、スプレーカーネーションの花言葉に限らず、他の花の意味も紹介していますので、気になる花を見つけたらチェックしてみて下さいね。

スプレーカーネーションの花言葉は全部で18種類

スプレーカーネーションには、色によって異なる18種類のメッセージが込められています。

  1. 集団美
  2. 素朴
  3. 赤:熱愛
  4. 赤:母への愛
  5. 赤:感動
  6. ピンク:上品
  7. ピンク:女性の愛
  8. 白:尊敬
  9. 白:純粋な愛
  10. 白:愛の拒絶
  11. オレンジ:熱心
  12. オレンジ:清らかな慕情
  13. 黄:友情
  14. 黄:嫉妬
  15. 黄:侮辱
  16. 緑:癒し
  17. 緑:純粋な愛
  18. 青:永遠の幸福

色を問わないヒヤシンスの花言葉

スプレーカーネーションは、色に関わらず「集団美」、「素朴」というメッセージが込められています。

スプレーカーネーションは小さな花が多数集まって咲く様子が、まるで一つの集団のようで美しいことから「集団美」という花言葉がつけられたそうです。団体やチームの一員としての美しさを象徴しており、仲間やチームメンバーへの贈り物にぴったりです。ただし、このメッセージは少々伝わりにくいかもしれませんので、贈る際にはその思いをしっかりと伝えることが大切です。

「素朴」というメッセージは、スプレーカーネーションの小さくかわいらしい姿から、そのままの自然な魅力が親しみやすさを与え、とても魅力的だということを伝えます。しかし、このメッセージは受け取る人によっては誤解されることもありますので、ポジティブな意味が伝わるように心がけることが重要です。

赤色のスプレーカーネーションの花言葉

赤いスプレーカーネーションは、「熱愛」、「母への愛」、「感動」を表します。

深紅の色合いが情熱的で、熱い恋心や母性愛を感じさせるのでしょう。また、鮮やかな赤色は強い感動を呼び起こします。

ピンク色のスプレーカーネーションの花言葉

淡いピンク色は女性らしい上品な雰囲気があり、女性への愛情を象徴します。そのためピンク色のスプレーカーネーションの花言葉は「上品」、「女性の愛」になります。

白色のスプレーカーネーションの花言葉

白いスプレーカーネーションは、「尊敬」、「純粋な愛」、「愛の拒絶」というメッセージを伝えます。

清楚な白い花びらは尊敬の気持ちや純粋な愛情を表す一方、時に愛する人を拒絶するサインにもなりますので、プレゼントする際はどのような気持ちを伝えたいのか、はっきりと示すことが大事です。

オレンジ色のスプレーカーネーションの花言葉

オレンジ色は情熱的で熱心な想いを現し、一方で清らかな慕情の気持ちも込められています。そのためオレンジ色のスプレーカーネーションの花言葉は「熱心」、「清らかな慕情」です。

黄色のスプレーカーネーションの花言葉

黄色のスプレーカーネーションの花言葉は、「友情」、「嫉妬」、「侮辱」になります。

明るい黄色は友情を表す一方で、嫉妬心や侮辱の意味も持ち合わせていますので、贈り物に選ぶ際はメッセージカードなどで、自身の想いをきちんと伝えることが大切です。

緑色のスプレーカーネーションの花言葉

緑色のスプレーカーネーションには、「癒し」、「純粋な愛」というメッセージが込められています。

緑の花は安らぎを与え、心を癒してくれます。また純粋な愛情を意味する花言葉もあります。

青色のスプレーカーネーションの花言葉

青いスプレーカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」です。

青い花は永遠の幸せを約束し、素晴らしい未来が待っていることを示唆しています。

スプレーカーネーションの特徴や魅力について

スプレーカーネーションがどんな花なのか、その特徴や呼び名の由来などについて紹介します。

スプレーカーネーションの特徴

スプレーカーネーションはナデシコ科に属する花で、特に母の日の贈り物として親しまれています。市場では切り花としてよく見かけ、枝分かれして咲くカーネーションの一種です。ほとんどが八重咲きで、たまに一重咲きのものもあります。

スプレーカーネーションはいつの誕生花?

スプレーカーネーションは以下の日付の誕生花とされています。

  • 1月3日
  • 3月10日

この誕生日の方には、スプレーカーネーションを美しい花言葉と共に贈ると喜ばれるでしょう。

スプレーカーネーションの呼び名(英語名・和名)とその由来について

スプレーカーネーションの英語名と日本名はこちらです。

英語名:spray carnation
和名:阿蘭陀石竹(オランダセキチク)、阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)

そして英語名と和名の由来について、それぞれ紹介していきます。

スプレーカーネーションの英語名「spray carnation」の由来は?

スプレーカーネーションは英語で「spray carnation」と呼ばれています。「spray」とは、枝が分かれることを示し、この花がいくつもの枝に分かれて咲く様子を表して名付けられたのです。

「carnation」の名前には、ラテン語起源のいくつかの解釈があります。一つは「carn」という言葉から来ており、肉の色に似た赤い花の色を指しているとされています。また、別の説では「coronation」という言葉が由来で、花びらが冠のように見えることからその名が付けられたと言われています。そして、「coronation flower」とも呼ばれることがあり、これは古代ギリシャ時代に神々に捧げられたカーネーションの花冠の伝統にちなんでいます。

スプレーカーネーションの和名「阿蘭陀石竹(オランダセキチク)、阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)」の由来は?

この名前は、江戸時代にオランダから伝わったという歴史的背景にちなんでいます。

「阿蘭陀石竹(オランダセキチク)」という名称は、この花の葉が竹のような形状をしていることから名付けられました。

一方で、「阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)」という名前は、スプレーカーネーションが属しているナデシコ科の特徴を反映しています。

スプレーカーネーションの品種を紹介

スプレーカーネーションには様々な魅力的な品種があります。

スプレーカーネーション・ピジョン

ピジョンは、鮮やかなピンクが特徴のスプレーカーネーションで、一般的に思い浮かべるカーネーションの色にとても近く、親しみやすいです。

スプレーカーネーション・モカスイート

モカスイートは、ピンクやベージュがかった独特の色合いで、派手さは控えめですが、個性的な魅力を持つ品種です。シックな雰囲気をお求めの方にぴったりです。

スプレーカーネーション・アメリ

アメリは、温かみのあるオレンジや朱色が特徴のスプレーカーネーションです。色の濃淡にはバリエーションがありますが、基本的にはオレンジと朱色の中間色で、暖かな雰囲気をもたらします。

スプレーカーネーションの見頃について

スプレーカーネーションは八重咲きで、開花期は3月から5月の春先にかけてです。ピンク、赤、黄色など、豊富な色彩の花を咲かせ、その美しさで多くの方から愛されています。

スプレーカーネーションに関する基本情報

  • 学名:Dianthus caryophyllus L.
  • 和名:阿蘭陀石竹(オランダセキチク)、阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)
  • 英語名:spray carnation
  • 科名:ナデシコ科
  • 属名:ナデシコ属
  • 形態:多年草
  • 原産地:南ヨーロッパ
  • 高さ:40cm~100cm程度
  • 耐寒性:強い
  • 耐暑性:強い
  • 栽培難易度:中級者向け
  • 開花時期:3月~5月頃
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